ブルーオーシャン戦略は日本で2005年に初版が出版されました。著者はW・チャン・キムとレネ・モボルニュの2名です。10年後の2015年に新版が出ています。
ブルーオーシャン戦略とは競争の血にまみれたレッドオーシャン(価格競争)を抜け出して、競争のないブルーオーシャン(青い海)に出よう!という戦略です。
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そうなのか。
じゃあ、ブルオーシャン(今までにない新市場)に向けて航海(開拓)しよう!!という考えになります。
が、
今までにない新市場に開拓するのは、世の中に商品が認知されるまでには多大な時間を要します。
まずは、イノベータ(2.5%)、次にアーリーアダプター13.5%)、アーリーマジョリティ(34%)、レイトマジョリティ(34%)、ラガード(16%)の順に使用されていきます。
アーリーマジョリティに到達すれば、成功でしょうが、そこまでには多大な時間を要してしまいます。
今までにない市場を0から作り上げるのは、時間がかかります。
そこで、今ある市場に何か違う切り口で、切り込めばその市場を席巻できるのではないかと考えた方が成功までの近道であると思います。
そうです!
ブルーオーシャンはレッドオーシャンの中にあります。著者もその内容を書いていますが、その点に気付いていない人が多いのかと思います。
下の絵のようにレッドオーシャンの中にまだ、競争されていない領域が存在しています。
ブルーオーシャン戦略を読んで実施されたのではないと思いますが、後付でブルーオーシャン戦略だったと言えるものは沢山あります。
例
・ガラケーからスマホ(iPhone)
・吸引力が落ちないサイクロン掃除機(ダイソン)
・水蒸気で揚げ、健康的な揚げ物ができるオーブン(ヘルシオ)
・苦い、まずい青汁を美味しい青汁にしたすっきりフルーツ青汁(FABIUS)
まだまだ、他にも沢山ありますね。
まだまだ、下の絵のようにこのようなブルーオーシャンの市場は現存のレッドオーシャン市場の中で沢山あるはずです。
コロンブスの卵と同じで、後からみたら、そんなことと思いますが、最初に見つけたことが、価値(勝ち)ですね。
本では、いろいろな手法でこのブルーオーシャンを見つけ方が書かれています。
#ブルーオーシャン #レッドオーシャン